家族葬の常識・非常識 -家族葬とは?密葬とは?-
近年、「家族葬」「家族葬パック」という言葉をよく耳にします。
「身内だけでお別れをするので、会葬者のことを考えなくていい」「パック料金を利用することで、安い費用でお葬式があげられる」と思ってらっしゃる方も多いように思います。
でも、本当にその通りなのでしょうか?
⇒一般葬とお身内葬のポイントについては、こちらのページにまとめてございます。是非ご覧下さい。
「家族葬に関する消費者意識調査」 によると、世間が思う「家族葬」のイメージとして、下の図のようなアンケート結果が報告されています。 ご覧になっていただくとお分かりのように、 家族葬のイメージは人それぞれ認識も考え方も異なっており、会葬者の範囲など明確な規定がないのが実状 なのです。

「身内だけで、落ち着いて別れの時を過ごしたい」「心のこもった内輪だけの小さな葬儀にしたいという思いから、「家族葬」に関心を持たれている方も多いようです。
確かに、「故人の家族の会社関係者」など、故人と一度も会った事のない会葬者に気をつかい、あわただしい中でお別れの時間を過ごすというのはいかがなものか、という気持ちは理解に難くありません。
しかし、故人が生きてきた年月の分だけ、人とのつながり、社会とのつながりはあります。
家族葬で失敗しないためには、『
家族以外にも、「最後のお別れをしたい」と思っている人がいるかもしれない』 ということを念頭におかれてプランを考えることです。
また家族葬の場合、親戚縁者の範囲をどこでくくるのかといったことも重要です。
家族葬の範囲って、一体どこまで?
以前、「ゆきげ」のニュースレター「ゆきげ」倶楽部で、「家族葬」の範囲について取り上げたところ、読者の皆様から多くのご意見を頂きました。以下は、「家族葬の範囲」に対する読者の方のご意見です。- 配偶者・子供まで・・・5人
- 配偶者・子供・孫まで・・・8人
- 父母・配偶者・子供・孫まで・・・4人
- 父母・配偶者・子供・孫・兄弟姉妹まで・・・52人
- 父母・配偶者・子供・孫・兄弟姉妹・祖父母まで・・・3人
- 父母・配偶者・子供・孫・兄弟姉妹・祖父母・おじ・おば・いとこまで・・・4人
- 父母・配偶者・子供・孫・兄弟姉妹・祖父母・おじ・おば・いとこ・親戚まで・・・15人
- 分からない・・・19人
回答者数110人
上のアンケートでも分かるのように、
家族葬にははっきりした規定がないため、ご親戚に父母・配偶者・子供・孫・兄弟姉妹のつもりで「家族葬で行う」と伝えても、中には「当然自分も出席するものだ」と、考える方がいてもおかしくはありません。
良かれと思って選択した「家族葬」が、逆にトラブルを生んでしまったケースも実際少なくありません。
この点は充分に配慮し、主だった親族には事前に同意をとっておくことがよろしいかと思います。
「ゆきげ」は「家族葬」を「お身内葬」であると考えます。
上述した点でも明らかなように、「家族葬」という言葉は、親族の範囲さえはっきりしないにもかかわらず、「料金が安い」といった印象でとらえられがちです。 よく見かける、価格だけを前面に出した「パック料金」は一見、明瞭で分かりやすく感じますが、行き違いが発生しやすい葬儀仕様だと言えるかもしれません。
「ゆきげ」は、葬儀の料金が明瞭であることは当然のことだと思っておりますが、同時に、葬儀はそれぞれのご遺族の思いに合った柔軟なものでなくてはいけないとも考えております。
このようなことから、「ゆきげ」では、「家族葬パック」といったものを設けませんが、これまでにたくさんの「家族葬」「お身内葬」をお手伝いしています。
「ゆきげ」では「家族葬」を「お身内葬」と考え、ご葬家様とのお話の中で、ご親戚の範囲や会葬者の有無などをご相談させていただきながら、ひとつひとつのプランを製作してまいります。大切なのは、既存のものを押し付けるのではなく、故人やご遺族に合ったサービスをいかに提供できるかではないでしょうか。たった一度の最後のセレモニーです。故人のお人柄が感じられ、ご遺族の思いが生かされた葬儀であってほしい・・・・そう願わずにはいられないのです。
「家族葬」で後悔しないために
「家族葬」という言葉の「曖昧さ」から、よく理解しないまま葬儀を行なってしまい、『ご近所の人に「会葬させて欲しい」と言われた』『親戚から「何故呼ばないのか?」とお叱りを受けた』 など、こんなはずではなかったという思いをされている方もいらっしゃいます。
ただでさえ、大切な方を失い悲しい想いをしている時に、自分たちの考えと全く違う葬儀になってしまったら・・・。やり直しができないものだからこそ、これほど後悔することはありません。
では何を準備しておけばいいの?
生協の葬祭サービス「ゆきげ」は、「家族葬」についての「曖昧な」知識・情報を整理し、「こんな葬儀にしたい」と考えることができる、冊子「家族葬で後悔しないために」を作成致しました。
この冊子を読むことで、今ひとつ曖昧な「家族葬」が整理でき、ご葬家が心おきなくお別れができるお葬儀を考えられるようになればと考えております。
「家族葬」であれ「一般葬」であれ、「自分たちにとっての葬儀の意味合い」を考えれば、葬儀の形は自ずと決まってきますので、ぜひご一読いただければと存じます。
冊子の内容
- 家族葬の常識・非常識
- 家族葬とは・密葬とは・一般葬とは
- 葬儀を行なうことの意味とスタイル
- 後悔しないための「家族葬」のポイント
- 後悔しないためのアドバイス






